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　バス運転手専門の求人サイト『バスドライバーnavi(どらなび)』を運営するリッツMCは、2024年5月11日に東京で、同25日に大阪において就職イベント『どらなびEXPO2024春』を開催する。「2024年問題」に立ち向かうイベントで運転手不足解消となるのか。 【画像ギャラリー】バス運転手専門の就職イベント『どらなびEXPO2024春』を東京・関西の2会場で開催！(7枚) 　文/写真:古川智規(バスマガジン編集部) (詳細写真は記事末尾の画像ギャラリーからご覧いただくか、写真付き記事はバスマガジンWEBまたはベストカーWEBでご覧ください)

■『どらなびEXPO』とは

　「どらなびEXPO」はバス運転手への就職希望の方を対象にした国内最大級のバス運転手専門の就職イベントだ。過去に東京・大阪・名古屋で計39回開催し、総来場者数は6700名を超えている。 　バス運転手を目指す業界未経験者・女性・シニアの方が参加する就職イベントとして認知されている。2023年秋には東京・大阪・名古屋の3会場で合計221社が参画し、全国からバス運転手への就職希望者が計709名来場した。

■『どらなびEXPO』開催の背景

　コロナ禍が落ち着き、お出かけ需要が戻りつつある昨今、従前より問題となっていたバス運転手不足が深刻化している。さらに「2024年問題」はバス業界へも大きな影響が出始めている。拘束時間の減少や休息時間の増加により、バス運転手の労働環境は改善されつつあるが、現状のダイヤを維持するためには今以上のバス運転手が必要である。 　今後ますますの観光・移動需要の回復が見込まれる中で、公共交通であるバスを動かす人材の確保は、事業者にかかわらず喫緊の課題だ。本イベントはバス運転手不足という社会問題に挑むイベントだ。

■各開催エリアを中心に積極採用中のバス会社が多数ブース出展！

　各会場とも多くの事業者が参加する予定だが、例えば東京に九州や北海道の事業者が参加していたり、大阪会場に関東の大手事業者が参加していたりと、かなり横断的に採用する姿勢であることがわかる。 　誰もが聞いたことのあるいわゆる大手から、中小の貸切専門事業者まで非常に多くの事業者が参加予定なので複数の事業者の話を聞きたいのであれば、早い時間に会場到着がよさそうだ。