県外で話題のパンや地元で愛されているパンを集めたマルシェが15日から鹿児島市の山形屋で始まりました。 　鹿児島市の山形屋で始まった「パンとカフェのマルシェ」。王道のパンのほか、ボリュームたっぷりの佐世保バーガー、ハワイの揚げパン・マラサダなど、県の内外の５０社からパンやスイーツなどおよそ４００品が集まりました。 ■来場者 「とりあえず佐世保バーガーは買いました」 「新しい出会いがあって良いイベントだなと思いました」 　今年は例年より県外の店が多いのが特徴です。今回初出店の「京都かわ瀬」。お店を代表する商品は「だし巻きたまごサンド」です。そのお味は？ 【記者】 「たまごがふわっふわです。噛んだ瞬間に中からおだしがじゅわーっと出てきて本当においしいです」 　こちらも初出店！石川県の「パパンガパン」は、冷たいまま食べるデザートフレンチトーストのお店で、チョコバナナやストロベリー、金沢棒ほうじ茶など１３種類あります。 ■来場者 「種類も豊富で、差し入れしようかなと思って、いろんな人を考えて（思い浮かべて）買ってみました」 　チョコレートで有名なゴディバが提供するパンも鹿児島初上陸です。実演販売にも力を入れていて、イートインスペースでできたてを味わうこともできます。 　来場者からはこんな声も聞かれました。 ■来場者 「もう絶対に頑張ってほしい。ここだけじゃなくて他のフロアでも買い物をして、少しでも役に立てたらなと」 　およそ３６０億円の負債を抱え、経営再建の手続きに入っていることが明らかになった山形屋。その後、多くの励ましの言葉が届いていると言います。きょうも応援する気持ちで買い物をする人がいました。 ■来場者 「なくなったら寂しいし、ずっとあってほしいのでこういうイベントもちょっと足を運ぼうかなと思いました」 「せっかく地元に愛されるデパートなので、市内に住んでいないので、しょっちゅう来れないんですけど、こういうイベントごとには足を運びたいなと思いました」 ■山形屋広報担当坂口博英　部長 「たくさんのお客様にご来店いただきましてすごくほっとしております。本当に感謝申し上げます。ありがとうございます」 　「パンとカフェのマルシェ」は今月２０日まで開かれています。