菓子卸・ナシオが過去最高の売上高 地域に根差した取り組みなどが奏功
開会前、平社長は「本日の来場は、北は北海道から南は九州・福岡まで約280人の全国各地のバイヤーさま、またはその上層部の方々がご来場いただける予定になっている。全国の各地の名産品やブランドが求められていると、この集客見込みから感じられた」と述べる。 今回は、「スーパーさまとメーカーさまをつなぎたい」との思いから形式を刷新。「12年前は市場データのパネルなどを掲示したいわゆる展示会だったが、今回は振り切って商談会にした」と説明する。 市場環境については「秋以降はカカオ豆の高騰でチョコレートの値上げが物凄く、値ごろ感を失いかねないため、ビスケットやチョコビスケットの提案を含めて議論が必要。コメ不足もあり順次対応していかなくてはいけない。猛暑については冷蔵の期間が長引くことでコストアップとなりそうだ」との見方を示す。