甥っ子の高校入学祝いに「5000円」は安すぎますか? 親戚が多いので、進学のたびに「お祝い」を渡すのが正直キツいです…
春は新たな門出の季節です。親戚の甥っ子や姪っ子たちの進学祝いを準備するという方も多いのではないでしょうか。 しかし、進学が重なるたびにお祝い金を出すのは財布に厳しいのも事実です。まして、高校生ともなると学業だけでなくおしゃれや趣味にもお金がかかる年代です。「あまりに少額のお祝いだとかえってみっともないのでは」と心配になってしまうこともあるでしょう。 本記事では、高校入学祝いの相場と、お金以外のお祝いの仕方や気持ちを伝えるポイントについて解説します。 ▼友人からのご祝儀が「2万円」だった! これってマナー違反?
高校入学祝いの相場は5000円から2万円!
株式会社クオカードが行った意識調査によると、高校の入学祝いに贈った、または贈る予定の金額について、甥や姪に対しては1万~3万円未満を贈った人が37.2%と最も多く、次いで5000円~1万円未満を贈った人が35.7%という結果でした。 一般的な入学(入園)祝いの相場としては、親戚であれば5000円から2万円程度とされますが、祝う相手の年齢によって金額が変わることが多いようです。 今回の「甥っ子の高校入学祝いに5000円」の場合、高校生という年齢と相場から考えると、あり得ない金額ではないが安い方、と言えるでしょう。ちなみに、友人・知人の子どもであれば5000円までが相場のようです。
お金+モノで豪華さをプラス
5000円では安いと思われるかもしれない、でもそんなに高額も出せない、ということならば「お金+モノ」でお祝いするというのも選択肢のひとつです。 バースデークラフト株式会社が行った意識調査によると、入学祝いでもらって最もうれしいものは、小学校の場合はランドセルですが、それ以外ではお金が1位でした。一方で、前述の株式会社クオカードの意識調査では、「日常生活で使えるもの」をもらえると嬉しいという結果もあります。 文房具など勉強に使うもののほか、趣味の本やアクセサリーやコスメなど、相手をよく知るおじ、おばだからこそ選べるものもあります。普段会う機会が少ないのであれば一緒にお祝いを買いに出かけるのもよいでしょう。あらかじめ予算を言っておけば、大きな出費も抑えられます。 一番喜ばれるお金と、相手が好きなモノを組み合わせたお祝いなら、豪華さだけでなく記憶に残る素敵なお祝いになるかもしれません。