【ヤクルト】大敗で2連敗 リーグ最速40敗目の借金8...今季初の2ケタ10失点 小川が5回5失点、石山、清水も炎上 サンタナが途中交代
■プロ野球 ヤクルト3ー10巨人 (5日 神宮) ヤクルトは巨人に大敗し2連敗、リーグ最速40敗に達し32勝4分で借金8となった。先発・小川は初回に4安打を集中され4点を先制され5回を7安打5失点で4敗目(2勝)、救援陣も石山が2失点、清水が3失点で今季初の2ケタで最多10失点を喫した。打線は山田の6号ソロなど8安打で3得点。 先発・小川泰弘(34)は今季8度目の登板、試合前まで2勝3敗、防御率4.54。前回の6月28日・広島戦は5回途中、7安打5失点で負け投手。今季の巨人戦は2度目、前回の5月11日(神宮)は5回を岡本和に2本塁打を浴び4失点で負け投手、巨人戦は通算で16勝13敗だった。 小川は1回、丸に中安打、吉川に右安打で無死一・三塁からヘルナンデスにセンターへタイムリーを運ばれる。岡本和に四球を与え無死満塁で大城卓を投ゴロも立岡の二ゴロ間、岸田に2点タイムリーをレフトへ飛ばされ初回に4点を奪われた。 スタメンは宮本がベンチ、西川が1番センター、丸山和が2番ライト 山田が3番、長岡が7番、捕手には中村が入った。 巨人の先発・戸郷に1回1死から丸山和が左中間にツーベースも山田は三ゴロ、村上は空振り三振に倒れる。 2回の攻撃で先頭・サンタナがツーベース、2死後に中村がライト前にタイムリーを放ち、1ー4とする。3回の守備からサンタナに代り宮本がレフトの守備に入った。サンタナは打率.315でリーグ首位打者。 小川は3回1死から大城卓、立岡に連打され一・三塁から岸田にセンターへ犠飛を打ち上げられ1ー5となった。小川は5回を89球、7安打1四球3奪三振の5失点(自責5)で降板。 6回は2番手・石山が打者3人で退ける。6回の攻撃は先頭・山田がレフトスタンドへ6号ソロを放り込み、2ー5とする。 7回も石山は続投ずるが先頭・丸にライトスタンドへ6号ソロを放り込まる。さらにヘルナンデスにツーベース、大城卓にレフトへタイムリーを打ち返され2ー7とリードを広げられた。 7回の攻撃で1死から中村が中安打、途中出場・増田が四球で1死一・二塁から西川がセターへタイムリーを運び、3ー7となる。なお1死一・二塁で代打・西田は中飛、山田は空振り三振で追加点を挙げられない。 8回は3番手・清水が岸田と泉口にヒットを許しピンチを招くも無失点に抑える。8回の攻撃は巨人4番手・バルドナードに村上は空振り三振、代打・赤羽は四球も長岡は遊ゴロ併殺打に打ち取られた。 9回も清水が続投しヘルナンデスに左安打、岡本を右飛、門脇に中安打、立岡を空振り三振で2死一・二塁から岸田にレフトスタンドへ3号3ランを叩き込まれ今季初の2ケタ失点最多10失点を喫した。