マレスカ監督、チームの状況を説明「全員をプレーさせるのはほぼ不可能」 チルウェルとスターリングにも言及
チェルシーを率いるエンツォ・マレスカ監督がセルヴェットとの試合前会見に出席し、チームの状況について「選手たち全員に十分な出場機会を与えるのはほぼ不可能」と説明した。イギリス紙『イブニング・スタンダード』が伝えている。 【動画】フェリックスが復帰! 22/23シーズンにチェルシーで決めた全ゴールを振り返る! チェルシーは、現地時間8月21日に獲得を発表したポルトガル代表FWジョアン・フェリックスを含め、今夏の移籍市場で10名の選手を新たに獲得している。この10名に加え、ベルギー代表FWロメル・ルカクやスペイン代表GKケパ・アリサバラガといったローン期間を満了して戻ってきた選手たちも多くいる。 現在、チェルシーのトップチームに所属する選手は40名を上回っており、大幅な人員整理が急がれている。これにともない、イングランド代表FWラヒーム・スターリングやイングランド代表DFベン・チルウェルなど、昨シーズンまで主力選手とされてきた選手がチームを離れており、退団の可能性が報じられている。 マレスカ監督は、UEFAカンファレンスリーグ本選出場がかかるプレーオフ1stレグのセルヴェット戦の前日会見で、チルウェルとスターリングについて言及した 「彼らはいま、チームとは離れてトレーニングしている。以前にも話したように2人の状況は明確だ。状況に変化はない」 また、チームの状況について「選手たち全員に十分な出場機会を与えるのはほぼ不可能」と語った。 「何人かは途中出場して数分プレーできるだろうが、選手たち全員に十分な出場機会を与えることはほとんど不可能だ。 選手たちはみんな出場しようと毎日トレーニングを重ねているが、試合に先発出場できるのは11人だ」 「1つだけ言えるのは、私は選手たち全員に対して常に誠実であろうとしているということだ。アメリカでのプレシーズンから戻って以降、私は21、22人の選手たちと仕事をしている」 「チームに42、43人の選手がいると言いたいのだろうが、何度も話したように15人以上の選手が別行動でトレーニングしている。彼らはチームから離れているんだ」
SPOTV NEWS