洞窟の奥から湧き出る“不老長寿の名水” 越前市と池田町を結ぶ旧道にポツンとある「石堂の水」【福井】
福井テレビ
身近にある福井の魅力を再発見する「小旅」のコーナーでは、今回、越前市と池田町を結ぶ旧道にある「石堂の水」を紹介します。 福井市中心部から車で約40分、越前市西河内町の林道を抜けると、今回の小旅スポットに到着です。 「石堂の水」と看板が立っていますが、近くを流れる川の水ではありません。小さな小屋のような建物に扉があるのを発見。開けてみると、中にはせせらぎの音が響いています。 これが、石堂の水です。 小さな洞窟があり、その岩間から水が湧き出ていました。 かつて越前市と池田町を結んだ旧道にポツンとある水汲み場で、不老長寿の名水として、古くから多くの人が汲みに訪れていました。 口に含んでみると、透明感がある澄んだ味わいです。 「石堂の水」の周辺でも、至るところで山水が湧き出ていました。 人通りがほとんどない旧道に、湧き水の清らかな音が響きわたります。 <石堂の水> 場所:越前市西河内町 アクセス:越前市と池田町の境にある県道2号の新清水谷トンネルの手前に旧道があり、福井市中心部からは40分ほどです。
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