【DeNA】度会隆輝「気合で」村田修一以来、21年ぶり快挙となる新人4試合連続適時打
<日本生命セ・パ交流戦:西武1-5DeNA>◇14日◇ベルーナドーム DeNAが今季初の5連勝を飾った。 【写真】スタンドのファンに深々とお辞儀する度会隆輝 打線をけん引したのは、ドラフト1位ルーキー度会だ。3回2死二、三塁、カウント2-2から外角ボール気味のフォークに食らい付いた。打球は弱いが三遊間に転がし、遊撃内野安打をもぎ取った。「チームが勝てたので少しでも貢献できてうれしい」。打撃不振で2軍落ちしたが、11日の1軍復帰から4試合連続の適時打。DeNAの新人では03年9月6~10日の村田修一以来、21年ぶりの快挙だ。 6回は低めに落ちる、見逃せば完全にボールのフォークを打った。右手1本で拾い、中前へ運んだ。「自分が打てると思った球は積極的に打ちたいというイメージなので。多分見逃していればボールだと思うけど、ヒットコースにできるのではという思いの中で振った」。親交のあるイチロー氏ばりの打撃で3試合連続の複数安打。勝ち越しのホームを踏んだ。度会が打てば勝つ流れになっている。【斎藤直樹】