静岡・沼津市の住宅街に濁流 目の前で土砂崩れも発生… 各地で「6月1位」の大雨に
■普段は「穏やかな滝」も…轟音で激しく波打つ
沼津市内の至る所で道路が冠水。バスの車内から撮影された映像には、滝のように水がアンダーパスに流れ込む様子が映っていた。 轟音をたて激しく波打つ滝…。普段は水量もそれほど多くなく、穏やかに水が流れる「鮎壺の滝」。 撮影者 「結構、普段は観光客の方もいらっしゃっているようでして、地元では有名な滝です。(きのうは)全然普段とまるっきり違います」 激しい雨で冠水した道路を慎重に運転していると、対向車線には不自然に傾くトラックがあった。車体の左側が水没しているように大きく傾き、動けなくなっている。 その隣には、同じく動けなくなったのだろうか、乗用車も道路に放置されたままになっていた。 冠水する前の写真を見てみると、道路脇に側溝があるのが分かる。 撮影者 「道路の横の側溝にふたがない部分がある。おそらく道路に水が深く冠水していて、溝が見えなかったんじゃないかと思う」
■川が増水し冠水…「道路が川のように」
激しい雨は静岡県の別の街でも。 函南町でも午前中から降り続いた激しい雨で道路が冠水。住宅街を流れる川は増水し、茶色く濁った水が橋の高さまで迫っている。 駐車場だろうか。車の前輪が水に浸かり、水没しそうになっている。 安全を確認するため何度も停止し、冠水した坂道をゆっくりと上がっていく車。 撮影者 「昼間なのに夕立みたいな感じで、どばーっと一気に降ってきて。水がどんどんあふれてきて、道路が川のようになってしまった」
■東海道新幹線 2回の運転見合わせ
東海から関東で降った大雨によって、交通にも大きな影響があった。 東海道新幹線は18日、2回にわたり運転を見合わせたことで114本の列車に遅れが発生。11万人の乗客が影響を受けた。 (「羽鳥慎一 モーニングショー」2024年6月19日放送分より)
テレビ朝日