今季のオールNBAチームが発表!ヨキッチとSGAが満票で1st入り、20年連続選出のレブロンは最年少&最年長記録保持者に<DUNKSHOOT>
現地時間5月22日、NBAが2023-24シーズンのオールNBAチームを発表した。 2023-24オールNBAチーム投票結果一覧&1stチーム選出者の今季ベストプレー集 NBAの各個人賞は、今季から65試合以上の出場が条件化された一方、オールNBAチームはポジションの枠が取り払われ、得票ポイントが高い順に選出される仕組みになった。99人のスポーツライターと放送関係者による投票で決定した、今季のベストプレーヤーは以下の通りだ。 (※各投票者が1stチーム、2ndチーム、3rdチームをそれぞれ5名ずつ選出。1stチームは1票につき5P、2ndチームは同3P、3rdチームは同1Pで、合計ポイントが高い順に選出される) ■1stチーム ※カッコ内は、所属チーム/年齢。 横の数字は得票数(左から1st票/2nd票/3rd票/合計ポイント) シェイ・ギルジャス・アレキサンダー(サンダー/25歳)99/0/0/495 ニコラ・ヨキッチ(ナゲッツ/29歳)99/0/0/495 ルカ・ドンチッチ(マーベリックス/25歳)98/1/0/493 ヤニス・アデトクンボ(バックス/29歳)88/11/0/473 ジェイソン・テイタム(セルティックス/26歳)65/34/0/427 ■2ndチーム ジェイレン・ブランソン(ニックス/27歳)37/61/0/368 アンソニー・エドワーズ(ウルブズ/22歳)3/87/9/285 ケビン・デュラント(サンズ/35歳)2/85/9/274 カワイ・レナード(クリッパーズ/32歳)1/72/21/242 アンソニー・デイビス(レイカーズ/31歳)1/65/30/230 ■3rdチーム レブロン・ジェームズ(レイカーズ/39歳)1/32/63/164 ステフィン・カリー(ウォリアーズ/36歳)0/13/78/117 ドマンタス・サボニス(キングス/28歳)1/16/51/104 タイリース・ハリバートン(ペイサーズ/24歳)0/2/69/75 デビン・ブッカー(サンズ/27歳)0/7/49/70 シーズンMVPに輝いたヨキッチ(通算6回目/1st4回、2nd2回)と、サンダーをウエスト首位に導いたギルジャス・アレキサンダー(通算2回目/1st2回)の2人が満票選出。ヨキッチは2年ぶり4度目、ギルジャス・アレキサンダーは2年連続の1stチーム入りとなった。 今季得点王のドンチッチは1票及ばず満票を逃したが、2年目から5年連続の1stチーム入り。アデトクンボは6年連続(通算8回目/1st6回、2nd2回)、テイタムは3年連続(通算4回目/1st3回、3rd1回)の1stチームと、常連が顔を揃えた。 2ndチームでは6年目のブランソンと4年目のエドワーズが初選出。デュラント(通算11回目/1st6回、2nd5回)、レナード(通算6回目/1st3回、2nd3回)、デイビス(通算5回目/1st4回、2nd1回)のベテラン勢はいずれも65試合の壁をクリアし、オールNBA返り咲きを果たしている。 39歳のレブロンは3年連続の3rdチーム入り。オールNBAにはキャリア2年目の2005年から20年連続(1st13回、2nd3回、3rd4回)で選ばれており、通算回数で自身が持つリーグ記録を更新(2位はコビー・ブライアント、ティム・ダンカン、カリーム・アブドゥル・ジャバーの15回)。また、05年の最年少記録(20歳)に加えて、最年長記録も手にすることとなった。 そのほか、カリーが通算10回目(1st4回、2nd4回、3rd2回)、サボニス(3rd2回)とブッカー(1st1回、3rd1回)がそれぞれ2回目の選出。アシスト王に輝いたハリバートンは4年目で初選出となった。 カンファレンス別に見ると、15人中11人がウエスタン・カンファレンスのチームから選出と、“西高東低”が浮き彫りに。出身国別では、1stチームはアメリカ代表のテイタムを除く4人が海外出身者だが、2ndと3rdチームでは10人中サボニスの1人のみと、アメリカ勢が健闘する結果となった。 構成●ダンクシュート編集部
【関連記事】
- 新人王&ブロック王のウェンバンヤマがルーキーで史上初の1stチーム入り!今季のオールディフェンシブチームが発表<DUNKSHOOT>
- 【NBA】ヨキッチが2023-24シーズンのMVPを受賞!3回以上の受賞は史上9人目、海外勢では歴代最多に<DUNKSHOOT>
- 「シェイがふさわしかった」MVP投票2位のギルジャス・アレキサンダーに、シャックがエール「チャンピオンシップを勝ち獲ってもらいたい」<DUNKSHOOT>
- 空前の戦国時代に突入したNBA。6年連続で異なるチームの優勝は40年間で初、現地メディア「リーグにとって良いことだ」<DUNKSHOOT>
- ドンチッチが自身&球団初の得点王!ウェンバンヤマは38年ぶりの新人ブロック王に【NBA2023-24スタッツリーダー】<DUNKSHOOT>