兵庫県知事選 稲村和美・前尼崎市長、無所属で出馬へ「県民置き去り、このままではいけない」
斎藤元彦・兵庫県知事(46)が30日付で失職したことに伴い、11月に実施される予定の知事選に、前尼崎市長の稲村和美氏(51)が立候補する意向を固めたことが、稲村氏本人への取材でわかった。 稲村和美さん「ディープな街で知った、市民との一体感」 稲村氏は無所属で立候補する方針で、10月初旬、正式に立候補の意思を表明する。 稲村氏はラジオ関西の取材に対し、「(一連の文書問題で)兵庫県政が停滞し、県民が置き去りになっているのではないか。このままではいけないと思う。県民本位で進めていくために、政党色のない組織による支持のもと、私らしく無所属で挑みたい」と話した。 兵庫県知事選挙は斎藤氏の失職後、50日以内に実施される。 県選挙管理委員会は投開票日を11月10日か17日で調整。 自民と維新が独自候補の擁立を目指しているほか、共産党は、無所属新人の医師・大澤芳清氏(61)を推薦、すでに出馬表明している。
ラジオ関西