狙うのは一人暮らし高齢女性…“闇バイト”採用担当が語る巧妙手口 報酬1回10万円も
■報酬1回10万円も 応募者は「人生どうでもよくなった奴」
報酬についてはこう話します。 “闇バイト”リクルーター 「他だったら5%が基本。うちのところは10%でやっている。1回やったら100万円くらい。そのまま10万円持っていってもらって、残りの金額をコインロッカーに入れたりっていう形」 だまし取った金額の10%が報酬になるといい、簡単に大金を手に入れることができると誘います。 石原氏 「一つ心配なのは、ニュースで捕まる人がいるみたいな、そういうのっていかが?」 “闇バイト”リクルーター 「それは多分、下手くそなところで“ばんかけ”されてそのままパクられるっていうのがほとんど」 石原氏 「“ばんかけ”というのはなんでしょうか?」 “闇バイト”リクルーター 「職務質問っていうんですけど。基本的にオドオドしてなく堂々としてれば、“ばんかけ”=職務質問食らうこともない。そこは大丈夫」 リクルーターは、捕まるリスクは少ないと主張します。 石原氏 「実は私、テレビ朝日の羽鳥慎一モーニングショーという番組の取材の者。それで、いろいろ話を聞かせていただいている。さらに色々質問あるので、お話続けさせていただいて良いでしょうか?」 “闇バイト”リクルーター 「ああ」 取材だと明かした後も、男は一切ひるむことなく話し続けます。 石原氏 「応募してくる人っていうのは、いまだにたくさんいる?」 “闇バイト”リクルーター 「借金まみれのやつとか、人生どうでもよくなった奴とかが来る」 石原氏 「どういう感じの人が多い?」 “闇バイト”リクルーター 「若い人多い。ギャンブルとか、そこら辺の奴らは最近多い。闇金からも追われたりとか、消費者金融から催促も止まらないとか。電気、水道、ガス全部止まって家賃も払えていない。そういうやつっていうのは、もう人生どうでもよくなってるやつらばかり」 闇バイトへ応募してくる人は、後を絶たないといいますが…。 “闇バイト”リクルーター 「基本的には結構な頻度で捕まってますけど、募集する時はもちろん安心させないといけない。全然捕まってないってことを言いますね。もちろん」