メンバー活動休止で大ピンチの「夢みるアドレセンス」、伝説のライブを約束
結成時はみなローティーン、あるいはミドルティーンだった。いまやさまざまなアーティストから楽曲の提供も受け、アイドルの枠を超え、コンサート会場にはロックやヒップホップ、J-POPのファンも集まる。この5年間は、少女たちを限りなく大人に近づけてきた。 「家にいる時間が少なくなった」と笑う京佳。「ずっとハードなスケジュールが続いて、でもそれも当たり前のように慣れてきて。メンバーといる時間のほうが長いので、家にいるときは家族との時間を大事にするようになりました」。 二十歳になったばかりの志田は、自炊をするようになったとか。「親元を離れて暮らすようになり、栄養も考えて自炊を始めたら料理がすごい好きになって、毎日のように作ってます。得意料理は煮込みハンバーグ。あと炒め物、どんぶり系。でも、それ以上に力を入れているのが美容。美容オタクといっていいほど、食費よりコスメ代を使っちゃってる。美を意識して毎日パックしています」と、確かに笑顔がツヤツヤだ。
荻野は、ショッピングに変化が現れたそう。「物を買うとき、ホントに必要かどうかすごい考えるようになった(笑)。以前は、結構ほしいものはほしいで買っていたんですけど、最近は逆に買わなくなって。昔買いたいなと思っていたものも、結局なくても生きていけるから、必要ないんだなと思ったら、買わなくていいかと思って」。 これからの夢を聞くと「夕方のお天気お姉さん」(荻野)、「CM出演。食べ物や飲料系がいい」(志田)、「写真集」(京佳)とそれぞれ明確な答えが返ってきた。夢というより、そう遠くない具体的な目標といっていい。 夢みるアドレセンスの夢は、着実に形になってきている。今の3人が届ける全力のステージに注目したい。