「懐かしい」クバの葉で籠作り楽しむ 伊平屋村の海産物や泡盛などの特産品並ぶ 那覇市久茂地で観光・物産フェア きょう2月4日まで
那覇市久茂地のタイムスビルで開かれている沖縄タイムスふるさと元気応援企画「伊平屋 観光・物産フェア」(主催・同実行委員会、沖縄タイムス社)は3日、海産物や泡盛などの特産品を買い求める客、民具作りの体験会に参加する人たちでにぎわった。最終日の4日は、午前10時~午後5時まで。 【写真】「伊平屋ブルー」と呼ばれる遠浅の海 2階ギャラリーでは、ヤシ科の植物のクバを使った籠作りの体験会があり、参加者が水で葉を柔らかくしながら、膝などを使って形を整えて完成させていた。那覇市の野原巴さん(71)は「自然のものを上手に活用する手仕事が好きなので参加した。クバの葉をうちわにして使っていたのが懐かしい。孫にも作り方を教えたい」と話した。 屋外のテントでは第37代泡盛の女王、比嘉柚稀さんが三線を披露し、泡盛「照島」(伊平屋酒造所)をPRした。(社会部・榧場勇太) (写図説明)伊平屋産のクバを使った籠作り体験をする来場者=3日、那覇市のタイムスギャラリー(小宮健撮影)