若狭町と日本航空がタッグ “揚げ物油”を航空燃料へ 家庭で使用した食用油の回収始まる 脱炭素社会に向けて住民の意識を高める
家庭で使用した食用油を航空機の燃料としてリサイクルしようと、若狭町内で21日から廃油の回収が始まり、脱炭素社会に向けて住民の意識を高めます。 若狭町内のショッピングセンターでは20日、町と日本航空の担当者が住民に専用の容器を配り、食用油のリサイクルに協力を呼びかけました。 このプロジェクトは、家庭で使用した食用油を原料にして、航空機の代替燃料「SAF(サフ)」として活用するもので、回収は県内で初めてとなります。 なお政府は、2030年度に航空燃料の10%をSAFに置き換える計画で、航空機の脱炭素化の推進を図るということです。