ロシア人２飛行士、国際宇宙ステーションの連続滞在記録「３７０日２１時間２２分」を破る
インターファクス通信によると、ロシア国営の宇宙機関「ロスコスモス」のロシア人宇宙飛行士２人が２０日、国際宇宙ステーション（ＩＳＳ）の連続滞在期間の最長記録を更新した。これまで米露の宇宙飛行士が記録していた３７０日２１時間２２分を破った。２人は２３日に宇宙船「ソユーズ」で地球に帰還する予定だ。
２人はオレク・コノネンコ氏（６０）とニコライ・チュブ氏（４０）。コノネンコ氏のＩＳＳ滞在は今回で５回目となる。昨年９月からＩＳＳに滞在し、宇宙滞在時間の総計は１０００日を超えたという。
ロシアは２０２２年、日米欧などと共同運用するＩＳＳからの撤退を表明したが、後に方針転換し、ＩＳＳへの参加を２８年まで延長することを決めている。
