中国漁船と衝突した鳥取県の漁船 自力で帰港 現場は隠岐諸島北西約37キロの海上 日本のEEZ内 海保が事故原因調査中
12日早朝、島根県の隠岐諸島沖の海上で鳥取県の漁船と中国の漁船が衝突する事故が発生しました。 この事故によるけが人はなく、鳥取県の漁船は午後5時すぎ、鳥取港に帰港しました。 【写真を見る】中国漁船と衝突した鳥取県の漁船 自力で帰港 現場は隠岐諸島北西約37キロの海上 日本のEEZ内 海保が事故原因調査中 12日午前4時半ごろ、隠岐諸島の北西約37キロの海上で、鳥取市の漁船「第二永福丸」から「中国船と衝突した。」と通報がありました。 境海上保安部によりますと、「第二永福丸」は117トンの沖合底引き網漁船で、事故当時、松葉がに漁をしていたとみられるということです。 また、日本人とインドネシア人あわせて9人が乗っていましたが、けが人や浸水はなく、自力航行も可能で、午後5時すぎ、無事鳥取港に帰港しました。 衝突した中国の漁船「FU YUAN YU 601」は857トンで、中国人22人が乗っていて、太平洋で漁をした帰りでした。こちらもけが人はなく、中国福建省に向け、航行を開始したということです。 事故の発生した海域は、日本の排他的経済水域で、境海上保安部が事故の原因などを調べています。
山陰放送