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女優のキム・スミさんが永遠の別れを告げた。 キム・スミさんの出館式が10月27日の午前11時にソウル城東（ソンドン）区漢陽（ハニャン）大学病院葬儀場で行われた。これに先立って、彼女は25日午前、心停止状態で発見され病院に運ばれたが、享年75歳で命を引き取った。死因は高血糖ショックだ。 葬式場にはキム・スミさんが22年間出演したMBCドラマ「田園日記」で共演した俳優たちをはじめ、芸能界先輩・後輩の弔問が続いた。俳優のキム・ヨンゴン、キム・ヨンオク、ユ・インチョン、パク・ウンスなどが彼女と最後の挨拶をした。 ほかにもユ・ジェソク、チョ・インソン、チェ・ジウ、ヨム・ジョンア、チョン・ジュナ、パク・スルギなども葬式場を訪れた。キム・スミさんの養子と呼ばれたシン・ヒョンジュンは真っ先に葬式場に到着し、最後まで彼女のそばを守っていた。 キム・スミさんのもう一人の養子タク・ジェフンは、SBSバラエティ番組「ドルシンフォーマン」の撮影のため海外滞在中であるため、弔問に来ることが出来なかった。ともに「ドルシンフォーマン」の撮影に参加しているイ・サンミンは「この間、僕に一緒に番組を作ろうと提案してくれた。アイディアが浮かぶたびに僕に電話をかけてきて楽しく話し合っていたその声が鮮明に記憶に残っているのに、とても悲しいです。会えなくてもっと悲しいです。お母さん、今はお会いできませんが、遠くから祈り、もうすぐ挨拶に行きますね。お母さん、いつも僕にしてくれたお話、一生胸に刻んで生きていきます」と、キム・スミさんの冥福を祈った。 ほかにもク・ヘソン、ピョン・ジョンス、イ・ヨンボクシェフ、ホン・ソクチョン、チャン・ソンギュなどがSNSに追悼文を掲載した。 キム・スミさんの息子であるF＆B代表のチョン・ミョンホ氏は、「『田園日記』のイルヨン母から演劇『実家の母』まで、一生みんなの母親として泣き笑いしながら生きてきた俳優キム・スミを愛してくれたすべての皆さんに深くお礼申し上げます」とし「いつも演技に対する愛と情熱で視聴者のそばにいたキム・スミを覚えていてください。僕や家族たちも長い間いただいた声援や愛を忘れず、報う気持ちで生きていきます。母の最後を一緒に哀悼してくれる皆さんにもう一度感謝します」とコメント。嫁である俳優ソ・ヒョリムも悲しみの中、葬式場を守った。 彼女は1970年にMBC第3期公採タレントとしてデビューし、ドラマ「田園日記」で存在感をアピールし、「アンニョン、フランチェスカ」「復讐のカルテット」、映画「家門の栄光」シリーズなどで人気を博した。特有のトークセンスと料理の腕を持ち合わせ、様々な分野で活躍しながら長い間愛されてきた。