【中継録画】大阪などで緊急事態宣言解除 吉村知事は対策会議冒頭で「休業要請など大幅に解除するということを実施したい」
【中継録画】大阪などで緊急事態宣言解除 吉村知事は対策会議冒頭で「休業要請など大幅に解除するということを実施したい」
安倍晋三首相は21日午後、新型コロナウイルス特措法に基づく緊急事態宣言を大阪、京都、兵庫の近畿3府県で解除すると表明した。これを受け、大阪府では同日午後6時半から新型コロナウイルス対策本部会議を開き「休業要請」「営業自粛」などの措置に向け、大きな方向性を決めていく。 【中継映像】大阪府が新型コロナ対策本部会議 休業要請の解除を判断(2020年5月21日)
「感染拡大をおさえることができたと思っています」
大阪府の吉村洋文知事は、対策本部会議の冒頭で「先ほど政府の対策本部会議が開かれまして、大阪府、兵庫県、京都府が記入事態宣言の対象から解除されたと正式に発表されました、思えば4月7日からですね、緊急事態宣言が発令されて右肩上がりの感染者の状況、一時的に非常に厳しい状況になりましたが、この間、大阪府民のみなさん、事業者のみなさん、多くのみなさんのご協力があって、感染拡大をおさえることができたと思っています。これは府民のみなさんに感謝です」と述べた。
休業要請「感染症対策をとりながら大幅に解除するということを実施したい」
ただ「一方で、多くの犠牲、多くの出血がともなったというのも事実です。これからウイルスがゼロにもなってないことを考えれば、新たなステージとしてウイルスと共存していく、感染症大きく拡大することを防ぎながら対策を撮りながら社会経済活動をじょじょに回復させていくことが非常に重要だと思っていますし、その舵取りを我々がやっていかなければならないと思っています。本日宣言が解除されたところを受けて、休業要請をしていたところ、段階的に解除していますが、本日においても感染症対策をとりながら大幅に解除するということを実施したいと思います」と続けた。
ウイルスと共存する第二ステージを進んでいきたい
このほか、府民に対しては「ウイルスはゼロになったわけではありませんので、外出をしないでくださいとは言いませんが、外出をする際にはこういう形でお願いしますというお示しもして、ウイルスと共存する第二ステージを進んでいきたいと思います」と呼びかけた。