「彼が発信する冷静さが好きなんだ」 セードルフはアンチェロッティの人間性を祝福
激戦後に健闘を称えあう両指揮官
チャンピオンズリーグラウンド8でレアル・マドリードはマンチェスター・シティと対戦し、PK戦までもつれこむ激戦の末、勝利をおさめベスト4へとコマを進めた。 [動画]激闘となったレアル×シティの2ndレグハイライト! かつてカルロ・アンチェロッティの元で2度チャンピオンズリーグを制したACミランのレジェンドであるクラレンス・セードルフ氏は、レアル・マドリードの勝利を祝福した。セードルフは『Amazon Prime Video Italia』に「彼が発信する冷静さが好きなんだ」と語っている。 「(試合終了時の)グアルディオラへの接し方や話し方も、常にエレガントで礼儀正しかった。カルロはいつも素晴らしい振る舞いを見せる」 試合後の取材に応じたアンチェロッティは、ペップ・グアルディオラと健闘を称えあったことを語った。 「私は彼を祝福し、残りのシーズンの幸運を祈った。昨シーズンは彼らが躍進し、今回は我々の番だった。今日勝利できたのは素晴らしいことだし、本当にうれしい」 セードルフはまた、レアル・マドリードが勝利を収めたPK戦についても分析した。 「自分のキャリアの中でPKは何本か蹴ったし、何本も外した。いろいろな要素があるけれど、常に自信がカギになると思う」 昨季王者との決戦を制したレアル・マドリードだが、ラウンド4ではかつてアンチェロッティも率いた経験のあるバイエルン・ミュンヘンとの対戦が待ち受けている。マンC戦と同様に激戦が予想される対戦カードだが、アンチェロッティはどのような采配を見せるのか注目していきたい。
構成/ザ・ワールド編集部