良い年願って 正月用の門松、出荷待つ 函館桔梗造園
函館市石川町の造園業、桔梗造園(山本久明社長)で正月用の門松作りが大詰めを迎えた。今年は14組の注文が入り、社員が作業に励んでいる。
今年は12月に入って作業がスタート。作業場のビニールハウスの中で社員9人が、縄を巻き付けた土台のたるに竹と松の葉を飾り、縁起物を取り付けて完成させる。大きさは大が1・8メートル、小が1・2メートルで、市内の商業施設や福祉施設から注文があり、26、27の両日に届ける。 同社の酒井昌則さん(36)は「門松作りが始まると今年もいよいよ終わりだなと感じる。新しい年が良い年であるように願いながら作った。今年の出来もばっちり」と笑顔を見せた。
函館新聞デジタル