<52年ぶり春・宮崎商>選手紹介/2 /宮崎
◇チームの首位打者 水谷圭佑一塁手 2年、久峰 174センチ、71キロ 責任感が強く、チームの精神的支柱。今年の書き初めには「頼れる男に」とつづった。 一塁をがっちり守りつつ、6番打者としても頼もしい。昨秋の公式戦打率はチームトップの4割4分。上位下位打線の強力なつなぎ手だ。 元々食が細いタイプだが必死に食トレに励み、昨秋と比べ体重を8キロ増やした。九州大会準決勝で敗れた福岡大大濠戦の動画を何度も見直し、悔しさを忘れないよう努めてきた。甲子園でも強い心で仲間を引っ張る。 ◇逆境でも気を吐く 中野瑛二朗二塁手 2年、本庄 170センチ、64キロ 柔和な笑顔に秘めた闘志。時折見せる小さめのガッツポーズでチームを鼓舞してきた。 昨秋の公式戦打率は4割7厘で、水谷選手に続く下位打線の柱。福岡大大濠戦では打線が沈黙する中、気迫のヘッドスライディングで唯一の安打を記録し、気を吐いた。中村碧人主将と並ぶ3盗塁はチームトップ。 成績優秀で全商簿記検定と情報処理検定各1級。甲子園では「どんな状況もどんな球もあきらめずチームに貢献する」と意気込む。【塩月由香】 ……………………………………………………………………………………………………… 名前の後は学年、出身中、身長、体重