「中秋の名月」の17日夜、熱海市の神社で十五夜祭が開かれ、神社とゆかりのある源実朝を偲んで巫女舞や短歌が奉納されました。 熱海市の伊豆山神社は歌人としても知られる鎌倉幕府三代将軍・源実朝ゆかりの神社で市や観光協会が毎年十五夜祭を開いています。 17日夜はおよそ200人の観光客たちが見守るなか、地元の中学生が1カ月間練習を重ねた実朝の舞を披露したほか、短歌や琴などの演奏が献上されました。 訪れた人たちは中秋の名月を愛でながら、伝統的な神事と月明かりが照らす境内の雰囲気を堪能していました。