宮﨑駿からも影響を受けたという世界観の一端が 『VESPER/ヴェスパー』本予告公開
映画『VESPER/ヴェスパー』の日本公開日が2024年1月19日に決定し、あわせて本予告が公開された。 【写真】 宮﨑駿からも影響を受けたという世界観(複数あり) 本作は、VFXで描かれた壊れた地球を舞台に、絶望の世界にあっても希望を捨てず、したたかに生き抜く少女・ヴェスパーを描いたヨーロッパ発のインディペンデント映画。クリエイターコンビのクリスティーナ・ブオジーテとブルーノ・サンペルが監督を務めた。本作のタイトルにもなっている主人公ヴェスパー役は、『ミス・ペレグリンと奇妙な子どもたち』『博士と彼女のセオリー』などに出演したラフィエラ・チャップマンが演じている。 生態系が壊れてしまった地球。一部の富裕層のみが城塞都市“シタデル”に暮らし、ほとんどの貧しい人々は危険な外の世界で僅かな資源を奪い合うように生活していた。そんな外の世界に寝たきりの父と2人で暮らす13歳の少女ヴェスパー(ラフィエラ・チャップマン)は、ある日危険な森の中で倒れている女性・カメリアを発見する。シタデルの権力者の娘であるという彼女は、共に墜落した飛行艇に乗っていた父親を探してほしいとヴェスパーに頼み込む。もしかするとシタデルへの道が拓けるかもしれない、父の制止を振り切ってカメリアの頼みを聞き入れるヴェスパー、しかし辺り一帯を支配する残忍なヴェスパーの叔父・ヨナスもまた、墜落した飛行艇の行方を追っていた……。 公開された予告編では、監督を務めたブオジーテとサンペルたち自身が、「様々な植物や昆虫、水生生物をはじめ、『セサミ・ストリート』などで知られるジム・ヘンソンそして宮﨑駿などに影響を受けた」と語る本作の世界観の一端を垣間見ることができる。
リアルサウンド編集部