40歳がターニングポイントに…【安田美沙子さん(42)】「自分の人生、したいことしないとすぐ終わっちゃう」|STORY
片付けられない女も返上!
過去のバラエティ番組で「片付けられない女」とネーミングされるほど…片付けが苦手。いつかはできるようになりたいと思っていて、いまだ!と、40歳になるタイミングで、お片付け習慣化コンサルタントの西崎彩智先生の講習を受け、根本的な意識改革、そして毎朝6時に起きてお片付けをするという習慣を学びました。 私は部屋を片付けられる!と思い込むことも大切で、片付けられないとずっと思い込んできたから…私。今まで改善できないと諦めていた問題に初めて向かい合い、解決に導くことが自信に繋がったようでした。自分が今までどんなに頑張ってもできなかったことができるようになるって、しかも40歳で!すごい!と思いました。うちはパパの方が綺麗好きで細かなところによく気がつく人、でも最近は要領が良くなって、気付いたときにちょこちょこやっているのでパパからお褒めの言葉も(笑)。 お片付けのメソッドとして、物事の優先順位をつけるというものがあり、私にとっての一番は、子どものことと気づきました。時間がない時に、今何が一番大事なんだろうと考えた時にこの優先順位があるとするべきことが明確になります。細かい用事がかぶった時に、これは断ろうかなとかとも思えます。 昔は自分の予定を優先していたけれど、家の片付けや子どもの準備が一番大事だと思ったときは“そっちじゃない、今はこっちだ”と優先順位ができて行動も変わるんですね。この考え方には、長男の小学校受験でも助けられたように思います。40歳を転機に人生観が変わりました。その優先順位がなかったら、未来が変わっていたかもしれません。もっと仕事しなきゃ!って、この夏休みだって子どもを預けて仕事しまくっていたかもしれません。
“私にとって40歳はフルマラソンの30キロ地点
2008年にホノルルマラソンをきっかけに走ることにハマった私。フルマラソンを走っていると、30km地点はまた違うレースが始まったと思うべき…と聞くんです。そこからまた別のレースが始まるから、お腹に力を入れ直して、フォームを整えて切り替えないともたないぞ!と。 40歳って、体力も落ちてきたし、以前より衰えも感じるし、どうしようもないって思ってしまえばそうなんですけど。そうではなく、ここからだなって、もう1回思いたい! 新しい気持ちでよしって思うと、絶対違うなと思ったんです。今からフレッシュな気持ちで楽しまないと、あれもやめとこう、これもやめとこうと守りに入っていく気がして。 どっちかの人生を選ぶならアクティブに、よし、やろー!と思う方が絶対自分が幸せですし、まだまだ人生長いですしね!40歳から2年が過ぎた今、自分がしたいことができていますから(内心・・仕事ももっと頑張らなきゃとは思いますけれど…ね)。これからのレースも楽しんでいきたいと思います! 《安田美沙子さんprofile》 1982年生まれ京都府出身。20歳でミスマガジンに選ばれてデビュー。 出演番組は「あっこにおまかせ」やNHK連続テレビ小説「カーネーション」など、バラエティーからドラマまで幅広く活躍。 31歳で結婚し、現在は2児の母。食育インストラクターなどの資格を取得し、食育活動にも精力的に取り組んでいる。日々の生活を綴るインスタグラム @yasuda_misakoはフォロワー36万人超え。著書に「安田美沙子のRunから始まる笑顔な暮らし ~美・食・走る---私のゆる楽しい日々の習慣」(小学館) 衣装協力:ワンピース¥19,030(room306 CONTEMPORARY MINAMIAOYAMA)ピアス¥38,500(PLOW)リング¥16,500(MERAKI/フラッパーズ)サンダル¥9,900 (CHARLES&KEITH/CHARLES&KEITHJAPAN) 撮影/古水良 ヘア・メーク/NANA スタイリスト/河野素子 取材/竹永久美子