【巨人】伝統の一戦第3戦 プロ野球史上初の記録へ新加入&若手選手に注目
◇プロ野球 巨人-阪神(31日、東京ドーム) 83年ぶりとなる開幕2試合連続完封で巨人が勝利をおさめた阪神との“伝統の一戦”は、第3ラウンドを迎えます。 【画像】オープン戦で好投した巨人・高橋礼投手 プロ野球史上初となる開幕3試合連続完封勝利へ、巨人の注目は阿部慎之助監督が掲げるスローガン「新風」の名のように、新加入した選手や若手の選手たちです。 まずは、先発はソフトバンクから23年オフにトレードで加入した高橋礼投手。キャンプから東京ドームでのピッチングをイメージして練習に取り組んでいたと語る高橋投手は、オープン戦最後の登板となった楽天戦の後に「しっかり映像を見て1週間を過ごしていきたい」とコメント。1週間の研究の成果を見せます。 また、開幕戦から1番・センターとしてスタメンに名をつらねたドラフト3位ルーキー・佐々木俊輔選手は、オープン戦から好調を維持し続けています。50m6秒の俊足を生かして現在開幕から2試合連続ヒット中。「足もあるので塁に出る機会を増やしていきたい」と語る佐々木選手。3試合連続ヒットを目指します そしてもう1人は、前日の試合で今季初ヒットを記録したプロ2年目の萩尾匡也選手。 ルーキーイヤーの昨季は、2軍では月間MVPをあげる活躍を見せましたが、1軍で16打数1安打10三振と結果を残せず。今季はオープン戦から攻守にアピールを続け、初の1軍スタートとなりました。試合前、トスバッティングの練習をしていた萩尾選手は記者にホッとした表情で「きのう、1本(ヒット)が出てよかった」とコメント。前日の試合同様に途中出場が予想されますが、少ないチャンスをものにすることはできるでしょうか。 「新風」それぞれが思いを胸に、伝統の一戦第3ラウンドは午後2時プレイボールです。