【山形】アユの寒風干し作業始まる
YTS山形テレビ
白鷹町では冬の風物詩「アユの寒風干し」の作業が始まりました。 「アユの寒風干し」は、「道の駅白鷹ヤナ公園あゆ茶屋」が二十四節気の一つ「小寒」のころに毎年行っています。 きょうはあゆ茶屋のスタッフが体長20センチほどのアユ900匹を手際よく吊るしていきました。 【田中良樹記者】「軒下にずらりと吊るされたアユ。この後、冷たい風にさらされて、凍ったりとけたりを繰り返しながら、うまみがぎゅっと凝縮されます。」 このアユは塩や昆布で下味をつけたもので、1週間から10日程度、最上川に吹く寒風にさらされます。 【道の駅 白鷹ヤナ公園あゆ茶屋 五十嶺真人料理長】「焼いて食べてもいいですし、ごはんと一緒に炊いて鮎ご飯という形で食べてもおいしいので、ぜひ一度味わっていただけたらと思います。」 あわせて3000匹分という今シーズンの作業は、2月いっぱい続きます。