大原優乃、迷ったときは「自分が幸せになるのはどちらだろう……」と決断!
俳優、モデル、YouTubeなど幅広い活動を繰り広げている大原優乃。1月25日公開のアシックスワーキング ショートドラマでは、女性が少ない運送業で、自分なりの働き方を模索する女性・優香を演じている。彼女にとって“目標を達成”するために大切にしていることはどんなことなのだろうか――話を聞いた。 【動画】大原優乃、独占インタビュー映像 ■「楽しむ」ために大切なのが、周囲とのコミュニケーション 大原がショートドラマで演じている優香は、女性が少ないと言われている運送業で、自らの働き方を模索している女性。「脚本にも“女の子は珍しい”というセリフが入っているのですが、性別関係なく“優香”として見てもらうためには、どうしたらいいのかを考えながら働いている女性です」と劇中内での役割について触れる。 ショートドラマのキャッチコピーは「仕事はもっと楽しめる」。そこには、自分の心持ち次第で、いま行っている仕事の見え方は変わってくるというメッセージが込められている。大原自身、俳優・モデルとして活動しているが「まだまだ自分の実力不足に凹んだり、落ち込んだりする日々で、なかなか自分に満足することができないのですが、このお仕事をさせていただけるということ自体が、私にとってはとても幸せなことなので、しっかり楽しめていると思います」と語る。 「現場を楽しむため」に大原が心掛けていることが、チームワークやコミュニケーション。「何を作るかというのも大切なことですが、そのうえで私は“誰と”作るかというのがとても大きいことだと思っています。結局は人と人とのご縁で成り立っている職業だと思うので、現場ではなるべく共演者やスタッフさんとコミュニケーションを取って、自分のことも、相手のことも理解できるように」と現場で心がけていることを述べるが「でも結構私は人見知りなので、『頑張れ、自分』と鼓舞しながらやっています」と笑う。 ■仕事だと腹をくくって体型管理はシビアに! コミュニケーションに付随して大切にしていることが、柔軟性だ。「お芝居をするうえでしっかりと脚本を読んで、自分が演じる役柄をイメージして作品に入るのですが、一番の正解は現場だと思っているんです」とポリシーを語ると「そのとき監督からディレクションされたことや、俳優さんと対峙して生まれたものに、柔軟に対応できるように……という意識は持っています」とライブ感を大切にしているという。 グラビアアイドルとしても活動している大原。「体型管理は、私にとって日々の課題です」と語ると「日常のなかでも意識しながら生活していますし、パーソナルトレーニングで、気になるパーツを鍛えたり、有酸素運動や食事制限もしたりしています」と高い意識で臨んでいる。 毎日のトレーニングは難易度が高い。そんななか「もちろん甘えちゃうときもありますが、基本的にプライベートの延長というよりは、仕事だと腹をくくってやっています」とプロ意識をのぞかせる。 ■俳優の仕事は「いま1番頑張りたい」 Dream5のダンサーとしてデビューしてから、14年という月日が経った。現在は「いま1番頑張りたい」という俳優業にまい進する日々。「元々はグループ活動から始めさせていただいたので、いま自分がこういう活動をさせていただいているとは思っていませんでした。続けられていることも奇跡だと思うし、本当に人生何があるか分からない。そのなかで、いただいた役をしっかり生きられるようになりたいです」。 大原は「10歳のころからこのお仕事をさせていただき、気がついたらこの仕事しかなくなっていました。多くの方が支えてくださったからこそ、ここまで来られました」と周囲への感謝を述べると「あるスタッフさんが『仕事は幸せになるためにやるんだよ』と言ってくださったんです。日々目の前の仕事で、それを忘れていたなって。自分のことは自分でしか大切にできないですし、何か選択に迷ったときは、自分が幸せになれるのはどちらだろう……と考えるようにしています」と決断するポイントを挙げた。 「まだまだ夢を追いかけている途中」と語った大原。模索することも多い日々。ときには「一人ぼっちなのかな」と感じてしまうこともあるという。しかし、ふと周囲を見渡せば、しっかりと自分のことを見てくれている人がいる。大原は「そんなときは、信頼できる人に甘えることも大事なのかもしれません」とメッセージを送ってくれた。 (取材・文:磯部正和)