大谷翔平「2番・DH」 打率4割相性抜群の右腕と対決 新戦力ビジオは獲得即先発「大谷が味方にいてくれて良かった」
「ドジャース-レンジャーズ」(12日、ロサンゼルス) ドジャースの大谷翔平選手が「2番・指名打者」で出場することが発表された。 前日の同カード第1戦は5試合ぶり16号2ランと3四死球を合わせて4出塁、3得点をマーク。チームは六回に大谷の一発を含む1イニング4本塁打を記録するなど、今季チーム最多の15得点で昨季ワールドチャンピオンに圧勝した。 大谷はここまで65試合に出場し、打率・312(ナ・リーグ4位)、15本塁打(同3位)、43打点(同9位)、15盗塁(同7位タイ)、OPS・965(同2位)と好成績を残しているが、直近15戦は打率・194(62打数12安打)、3本塁打、9打点、OPS・762と本来の力を出し切れていない。 6月に強く、昨季はエンゼルス歴代最多の月間15本塁打を記録したが、今季は6月9試合の成績は・222(36打数8安打)、2本塁打、5打点。この日のレンジャーズの先発グレイとの対戦成績は打率・400(10打数4安打)、2本塁打、5打点と得意としており、2戦連発に期待がかかる。 ドジャースはこの日、ブルージェイズを事実上の戦力外となったユーティリティ選手のビジオを獲得。トレードした日に「9番・三塁」で即スタメン起用。試合前に取材に応じた6年目の29歳は「ここにいることはとても幸運なことだし、感謝しています」。米メディアから大谷とチームメートになることを問われると「味方にいてくれてよかった。彼やここにいる選手とプレーできることを幸運に思います。とても特別なチーム」とにこやかに話した。ビジオに代わって上り調子だったバルガスが3Aに降格した。 ▽ドジャースのラインアップ 1番・遊撃 ベッツ 打率・309 10本塁打 40点 OPS・918 2番・DH 大谷 打率・312 16本塁打 43打点 OPS・965 3番・一塁 フリーマン 打率・297 9本塁打 41打点 OPS・899 4番・捕手 スミス 打率・296 10本塁打 42打点 OPS・873 5番・左翼 T・ヘルナンデス 打率・266 17本塁打 50打点 OPS・861 6番・二塁 ラックス 打率・223 1本塁打 14打点 OPS・574 7番・中堅 パヘス 打率・264 6本塁打 19打点 OPS・723 8番・右翼 ヘイワード 打率・234 3本塁打 8打点 OPS・784 9番・三塁 ビジオ 打率・200 2本塁打 9打点 OPS・614 投手 ビューラー 1勝3敗 防御率4・82