『るろうに剣心』アジア・ヨーロッパなど世界53カ国に進出
『るろうに剣心』がアジア・ヨーロッパなど、世界53の国と地域へ進出する。シリーズ累計5800万部を超える大人気コミック『るろうに剣心』。2012年8月に実写化され、興収30億円を超える大ヒットを記録した前作の続編『るろうに剣心 京都大火編』のフィリピンでのアジアプレミアが8月6日、現地、マニラの中心地にあるショッピングセンター『SM MEGA MALL』で開催され、佐藤健、武井咲、青木崇高、大友啓史監督が出席。約5000人のファンたちと、160人の報道陣が集まるなど大いに盛り上がったが同イベント内で、アジア・ヨーロッパなど、世界53の国と地域で配給が決定したと発表された。 本作、そして後編となる『るろうに剣心 伝説の最期編』は、製作費30億円、撮影期間6ヶ月、エキストラ延べ5000人、全国縦断大規模ロケを敢行して製作された大作。8月1日(金)から全国438スクリーンで公開された『京都大火編』は、週末の2日間で43万3346人を動員し、興行収入5億9223万円を記録。『GODZILLA』(2週目)、『思い出のマーニー』(3週目)、『マレフィセント』(5週目)を抑えて、初登場堂々1位を獲得している。また、公開5日間(8月1日~5日)の興行成績は、11億1544万7400円を記録し、87万4415人もの観客動員となっている。 レッドカーペットイベントに参加した佐藤は、「想像を遥かに超えたレッドカーペットだった」と、フィリピンでの熱烈歓迎ぶりに興奮気味。武井も「こんなにたくさんの人が来てくれるなんて、本当にうれしい」と、話した。ステージ上に登場すると、佐藤は、タガログ語で「こんばんは、私は佐藤健です。皆に会てうれしいです。来てくれてありがとう。愛してます」と挨拶。熱気は最高潮に達していた。 8月20日のフィリピンでの公開を皮切りに順次、シンガポール、タイ、台湾、香港など海外展開されていく予定。53の国と地域での海外配給が決まっているが、問い合わせは多く、さらに拡大していきそうだ。