「あぶ刑事」次作80歳?柴田「まだいける」 舘「車椅子でショットガンになっちゃうよ!」
俳優・舘ひろし(74)、柴田恭兵(72)が24日、都内でダブル主演映画「帰ってきた あぶない刑事」(原廣利監督)の初日舞台あいさつを行った。スポーツ紙の取材に応じた2人は次回作について「80歳で映画の撮影かぁ」と苦笑しつつも、製作を否定しなかった。 【写真】「あぶない刑事」聖地凱旋 38万人が歓喜 人生の半分以上になる38年続いたシリーズの8年ぶりとなる新作だが、2人は衰えるどころかダンディーでセクシーな色気が漏れ出ていた。柴田は「あぶデカファミリーがそろうと最強ですね。歴史に残る、爪痕を残せた作品。舘さんに『I LOVE YOU』と伝えたい。もう夫婦です」と感謝。舘も「僕の俳優人生の代表作。このバディは最強で、幸運で、奇跡です」と目尻を下げた。 「あぶない―」は1986年に日本テレビ系で放送された刑事ドラマ。2016年の映画「さらば―」で、主人公の「タカ」こと鷹山敏樹(舘)、「ユージ」こと大下勇次(柴田)は、刑事を定年退職。ニュージーランドで探偵業を営む結末だったが、今作では横浜に戻り難事件解決に挑む。 舘は「『さらば』と言って、戻ってきてしまった。詐欺みたいな映画」と話しつつ、次回作について「このままいくと、バイクどころか、車椅子に乗ってショットガン撃つことになっちゃうよ!」と苦笑い。一方の柴田は「舘さんが号令をかければ集まると思う。今作でまだまだいけると思った」と気合十分。これに舘は「集まっても映画を撮影できるかは別問題だろ!」と息ぴったりの掛け合いを披露していた。(増田 寛)
報知新聞社