<しゃばけ>畠中恵の人気小説がテレビアニメ化 2025年放送 “若だんな”一太郎役に山下大輝 BN Pictures制作
畠中恵さんの人気小説「しゃばけ」シリーズがテレビアニメ化され、2025年に放送されることが分かった。同作は2021年にシリーズ20周年を記念してスペシャルアニメが配信されたが、今回テレビアニメ化されることになった。「アイカツ!」シリーズ、「銀魂」シリーズなどのBN Picturesがアニメを制作する。声優の山下大輝さんが主人公・一太郎を演じることも発表された。 【写真特集】「しゃばけ」20周年アニメも話題に! 豪華声優陣!
「もののがたり」で助監督を務めた大川貴大さんが監督を務め、待田堂子さんがシリーズ構成、皆川愛香利さんがキャラクターデザインを担当する。ティザービジュアル、特報も公開された。
「しゃばけ」は、累計発行部数1000万部を突破している人気小説シリーズ。江戸時代を舞台に、病弱な若だんな・一太郎と、その周囲の妖(あやかし)たちが難事件、珍事件を解決する時代劇ミステリー。2006年には、「第1回吉川英治文庫賞」を受賞した。
◇原作者の畠中恵さんのコメント
公募新人賞への投稿作だった「しゃばけ」がアニメになって、若だんなや妖たちが動き、語っている。そのことに感動しております。妖たちが、一緒にアニメを楽しんでくれるたくさんの方々と、出会えることを願っています。
◇大川貴大監督のコメント
江戸時代と聞くと、遠い世界のことのように思えますが、畠中先生の書く原作「しゃばけ」はそれを感じさせない作品です。原作同様、一太郎たち江戸の人々や、それを取り巻く妖たちに親しみを感じる、そんな作品になればと思います。
ぜひ放送を楽しみにお待ちください。
◇シリーズ構成の待田堂子さんのコメント
時代劇を書きたい!書きたい!と言っていたタイミングに、元々ファンだった「しゃばけ」の脚本のお話をいただけて。やはり言霊ってあるんだな……と痛感しました。さて、主人公の一太郎は、病弱だけど強い心と明晰(めいせき)な頭脳を持ち、また誰からも愛される生粋の「人たらし」(笑)。またそんな若だんなを過保護に甘やかす佐助と仁吉の活躍ぶりをぜひお楽しみいただければと思います。