復興、新幹線後押しへ一新 県アンテナ店9日移転オープン 「八重洲いしかわテラス」内覧会
9日に都内で移転オープンする石川県アンテナ店「八重洲いしかわテラス」の報道機関向け内覧会は8日、東京駅八重洲口近くの現地で開かれた。能登半島地震で被害を受けた奥能登の地酒や工芸品を展示販売する復興応援ブース、北陸新幹線の県内全線開業をPRするエリアが設けられた。 店内では約1千点の食品や工芸品が店頭に用意され、復興応援ブースでは珠洲焼や輪島塗、しょうゆなどの物産品が並んだ。県によると、地震の影響による出荷停止などで能登の商品は1割程度にとどまり、珠洲焼を使う予定だった内装も素材を変更した。旧店舗にはなかった飲食エリアでは、県内全酒蔵の地酒やクラフトビールを提供する。