ティモシー・シャラメ、ボブ・ディランになりきった姿で報道陣を圧倒!【SPURセレブ通信】
2024年12月13日(現地時間)にニューヨークのSVAシアターで行われた、ジェームズ・マンゴールド監督(61)による映画『名もなき者/COMPLETE UNKNOWN』のプレミア上映会で、ティモシー・シャラメ(28)が約20年前のボブ・ディラン(83)と驚くほどそっくりなルックを披露し、ネット上を賑わせた。 【写真】約20年前のボブ・ディランと見比べる 日本では2025年2月28日全国公開の映画『名もなき者/A COMPLETE UNKNOWN』で、ノーベル文学賞受賞者でもあるフォーク&ロック界のスター、ボブ・ディランの若かりし頃を演じたティモシー。 ロサンゼルスに続いて行われたニューヨーク・プレミアでは、おなじみのカーリーヘアではなく、ブルーグレーのニット帽からブロンドの前髪を流した新たなヘアスタイルで姿を現し、場をさらった。 現在撮影中の新作映画のため、口ヒゲをたくわえたままのティモシーは、この日、赤いチェック柄のシャツにセリーヌの黒のレザージャケットを羽織り、レザーグローブを身につけ、ヴィンテージのブラックデニムパンツを合わせたロックなカジュアルスタイルを披露。これはボブへのオマージュだったようだ。 英誌『HELLO!』によれば、2003年のサンダンス映画祭で、ボブが『ボブ・ディランの頭のなか』のプレミア上映会に出席した際のルックを忠実に再現したものとのこと。チェックシャツからのぞく黒いインナーから、グレーのチェック柄マフラーの巻き方まで、ボブの着こなしを意識していたよう。 また、ティモシーがステージに登場した際の、共演者エル・ファニング(26)の反応も話題に。プラダのバターイエローのストラップレスドレスを纏ったエルは、表情まで完全にボブになりきった様子の彼の姿を見て、大興奮で手を叩いて驚く映像がSNSに出回っている。 この映画で、1960年代初頭のボブの恋人であり、ミューズだった実在の人物スージー・ロトロ(享年67)をモデルにした女性、シルヴィ・ルッソ役を演じたエル。米誌『People』によれば、彼女は長年ボブ・ディランの大ファンで、当初、自身の友人でもあるティモシーの演技を「辛口の批評家」気分で見ていたのだとか。 そんなエルが12月3日(現地時間)、ビバリーヒルズで開催されたイベントに姉ダコタ・ファニング(30)とともに参加した際、ティモシーが「こんなに美しい方法でこのキャラクターを演じているのを見て、感動しました」と彼の演技を絶賛。ボブの曲を歌うのを初めて見たときには「涙が溢れた」と明かし、「彼はただ私を圧倒しました。彼とボブの真の融合です」と語ったという。 続く12月4日(現地時間)にはメディアがこぞって、ティモシーはボブ本人のお墨付きを得たと報じた。 ボブはティモシーについて、「間もなく公開される、私についての映画『A Complete Unknown(原題)』(なんというタイトル!)で、ティモシー・シャラメが主役を演じている。ティミーは素晴らしい俳優なので、私を完全に演じきってくれるだろう。あるいは、もっと若い頃の私か。あるいは、誰か別の私を」と称賛のコメントをXに綴っている。 ティモシーはこの投稿を、「感激しました。本当に感謝しています。ありがとう、ボブ」と返信し、再ポストした。 米誌『Billboard』によると、ティモシーはApple Musicのインタビューで、ロックの殿堂入りを果たしたレジェンドミュージシャンを演じるにあたり、「5年間の準備期間を経て、ボブ・ディランを演じることに人生の3カ月間を費やしました」と語ったという。 その中で、ボブの姿勢を再現するためにコーチを雇い、初期の活動拠点を巡り「スピリットを集める」ロードトリップを行ったほか、ボブの名曲13曲の演奏法を学び、独特のスタイルをマスターするために5年間ハーモニカのトレーニングを積んだことを明かしており、ティモシーのこの役への想いは並々ならぬものだったようだ。 なお、ニューヨーク・プレミアのアフターパーティには、2023年4月以来、ティモシーとの熱愛が報じられているカイリー・ジェンナー(27)が出席したと『People』などが報道。カップルは相変わらずラブラブな様子だったとのこと。米サイト『E! News』によると、2人は「手をつないでいるところを目撃された」ほか、「一晩中、一緒に過ごした」とか。 本作では歌唱力含め、その演技が称賛を浴びているティモシーは、12月9日(現地時間)に発表された第82回ゴールデングローブ賞のノミネーションで、ドラマ映画部門の主演男優賞の候補に。 今年1月の第81回ゴールデングローブ賞授賞式の会場ではラブラブだったものの、レッドカーペットは別々だったティモシーとカイリー。年明け1月5日(現地時間)に行われる今回の授賞式で、ついにレッドカーペットデビューとなるか、楽しみにしたい。