新サカスタ近くの商業広場「ヒロパ」 一部の外観ほぼ完成 広島市中区
広島市中区のサッカースタジアム「エディオンピースウイング広島」そばの広場エリアで、商業施設「ヒロパ」の建物が姿を見せつつある。一部は外観がほぼ完成し、看板も取り付けられた。8月に予定する「ひろしまスタジアムパーク」の完成へ、工事は後半に入っている。 【イメージ】ヒロパにオープンするぐるなびの店舗と客席 広場エリアとして、スタジアムの東西両側に2階建てと平屋の計6棟の商業施設が建つ。市道「城南通り」に面したA棟南側は工事用の足場が撤去され、壁面の「HiroPa」のロゴが見えるようになった。他の5棟の建設も進む。 NTT都市開発を代表とする企業グループが昨年8月に着工。完成後の運営も担い、地元の物産品を扱うカフェやフィットネスとサウナの複合施設など8店の入居を今年1月に公表した。 うちスタジアム2階と渡り廊下でつながるA棟2階には、情報サイト運営「ぐるなび」(東京)の飲食店が入る。20~30代の女性を主な客層に想定し、全国各地の人気店の料理を提供する。同社は「サッカー観戦で楽しめるよう持ち帰りのメニューも充実させる」という。 企業グループは、さらに10店前後を誘致し、今後発表する。スタジアム東側の約1万2千平方メートルに天然芝を敷き、近くに大型の遊具も置くなど店舗以外の整備も続ける。
中国新聞社