緑色の空間楽しんで 氷見「お菓子の美術館」と連携 26日「翠のサーカス」
●衣装、商品、包装…マルシェで盛り上げ 氷見市芸術文化館で北陸初開催の「お菓子の美術館~渡辺おさむスイーツアートin氷見~」(富山新聞社、北國新聞社主催)の会場周辺で26日、マルシェ「ハナミユクノ庭」が開かれる。緑の季節に合わせ、「初夏 翠(みどり)のサーカス」と銘打ち、衣装から商品、包装まで緑色にこだわった趣向で会場を包み込み、「夢のある空間」との相乗効果で盛り上げる。 企画したのは、黒部市三日市のケーキハウスミユクのパティシエール吉田桃子さん。県内各地で年5回程度、庭をイメージしたイベント「ハナミユクノ庭」でテーマを決めて開催し、地域を盛り上げている。 「翠のサーカス」では、飲食やパン、菓子、アクセサリー、洋服、花、革製品・小物、雑貨、アロマなど個性あふれる県内の31店が市芸術文化館の1階回廊に出店する。商品はヨモギや抹茶などの菓子やグリーンスムージー、緑のアクセサリーなどが並ぶ。出店者は緑色の衣装に身を包み、クロスやリボンなど装飾まで緑色にこだわるという。 ワークショップも開かれる。ライブも開かれ、アーティスト3組が出演する。地元の小中高生によるオリジナル音楽劇「イヤサー~舞いつなげ、氷見のこえ~」も花を添える。会場には能登半島地震の被災地を応援する募金箱も設置し、協力を呼び掛ける。吉田さんも緑の衣装に身を包み、緑色のメークで出店する予定で「すてきな店がたくさん集まり、ライブもあるで、ぜひ足を運んでほしい」と来場を呼び掛けた。お菓子の美術館は30日まで。