ヤクルト・山田 プロ初代打タイムリー!「技術よりも気持ちで打った」
◇セ・リーグ ヤクルト6―5阪神(2024年6月30日 神宮) ヤクルト・山田が逆転劇を締めくくった。1―5から4点差を追いついた8回2死一、三塁。左の岩崎が登板すると代打で登場し、勝ち越しの左前打を放ちガッツポーズを繰り出した。 「技術よりも気持ちで打った。いい流れできていたので、そのおかげです」。プロ14年目、通算36打席目で初の代打タイムリー。「決めてこい!」と送り出した高津監督も絶賛。「難しい代打で、1打席にかける集中力は素晴らしい。腹をくくるところはくくっていきますよ、あいつは」と称えた。 借金6の5位も、本拠地4連勝で締めた6月は13勝9敗。この日が折り返しの72試合目で山田は「残り半分、前を向いて」と逆襲を誓った。(秋村 誠人)