マイク・ヴァイオラ、パニック!アット・ザ・ディスコのブレンドンが全面参加した新作を発表
ビートルズの遺伝子を受け継ぐポップ職人、マイク・ヴァイオラ(Mike Viola)が、ニュー・アルバム『ロック・オブ・ボストン』を10月2日(水)に発表します。2023年に解散したパニック!アット・ザ・ディスコのフロント・マン、ブレンドン・ユーリーがドラマーとして参加しているこのアルバムから、先行シングル「ロック・オブ・ボストン」が公開されています。 ヴァイオラはパニック!アット・ザ・ディスコが2022年に発表したラスト・アルバム『ヴィヴァ・ラス・ヴェンジャンス』で共作 / 共同プロデュースを手がけ、リリース後のツアーにはギタリストとして参加しました。『ロック・オブ・ボストン』の楽曲は、その時期に移動中のバスやライヴ会場の楽屋などで書いたもの。レコーディングはヴァイオラ、ユーリーと、ウィーザーやベックとも働いてきたジェイク・シンクレア(b)とのトリオで行なっています。 パニック!アット・ザ・ディスコほど人気グループのフロントマンが、ほかのアーティストのドラマーを務めるのは意外ですが、ユーリーはバンド活動に疲れ、燃えつきそうになっていた時期に、ヴァイオラの『American Egypt』(2018年作)にインスパイアされ、連絡をとったといういきさつがあります。 ヴァイオラは新作について「ギタリストとして参加したパニック!アット・ザ・ディスコのツアーの合間、サウンドチェックと開演時間の間にツアーバスの中でこのアルバムの大部分の曲を書いた。ツアーのオフの日には、その土地のスタジオを自分で探して、予約して、こっそりといくつかの曲を録音した。ツアーが終わるとLAに戻り、間髪なく『ロック・オブ・ボストン』のレコーディングに入ったんだ。このアルバムでリフが大きく感じられるのは、世界中のアリーナで何ヵ月もライヴで演奏していたからかもしれないね」と語っています。