岩本が準決勝へ 富山競輪・瑞峰立山賞 S級S班の3選手も順当進出
富山競輪開設73周年記念の瑞峰立山賞争奪戦(G3)第2日は30日、富山市の富山競輪場で2次予選が行われ、地元勢は岩本和也(石川)が第8レースで4着となり、31日の準決勝に進出した。最上級ランクのS級S班の古性優作(大阪)、新山響平(青森)、山口拳矢(岐阜)の3選手はいずれも順当に準決勝に勝ち上がった。第4レースは3連単38万5830円の高配当が出て、場内が沸いた。 雨が降った初日から一転、この日は晴れ間が広がり、バンクはファンの歓声に包まれた。全12レースで熱戦が展開され、2次予選7レースの各3着以内と、4着7人のうち上位6人が準決勝に駒を進めた。 第8レースでは49歳の岩本が4着に粘ると、富山市出身の26歳・志田龍星(岐阜)が5着となった。第7レースの笹倉慎也(富山)と第11レースの松崎貴久(同)は6着、第6レースの松田大(同)は8着、第9レースの村田祐樹(同)と第12レースの坂上樹大(石川)は9着だった。 選抜戦は第5レースで小堺浩二(石川)が3着、伊藤健詞(同)が6着。 31日は地元選手のトークショーに又多風緑(石川)、宮西令奈(同)のガールズ選手が参加する。富山支部所属で7月に現役を引退した西田潤氏も登場する。選手のサイン入りグッズをかけたチャリティーオークションなども楽しめる。