自力V消滅の広島・新井監督 打開策は「いろいろ考えている」 試合前には三浦監督に謝罪「骨折と聞いて、申し訳ありません」一問一答
「広島2-11DeNA」(16日、マツダスタジアム) 3位・広島がDeNAに大敗し、自力優勝の可能性が消滅した。先発の森下が二回までに6失点し、自身4連敗となる8敗目。これで9月は3勝11敗となり、2位・阪神とは3ゲーム差、首位・巨人までは5ゲーム差と6年ぶりの優勝へ、厳しい状況に追い込まれた。以下、新井貴浩監督(47)の一問一答。 【写真】真剣すぎる顔で試合前の握手をする新井監督と三浦監督 ◇ ◇ -森下は5回6失点で降板。 「初回の本塁打は、打ったバッター(牧)を褒めるべきだと思う。ここ数試合(立ち上がりの失点が)続いているので、本人も感じていること、思うところがあると思う。そこをまた修正して、次、期待しています」 -序盤のビハインドで打線も苦しい展開。 「相手もエースなので。厳しい展開になったな、という感じかな」 -巨人、阪神、DeNAとの7連戦は1勝6敗と厳しい結果に。 「そうだね、残り試合少ないし。明日休みなんで、しっかり休んで明後日に備えたい」 -自力優勝の可能性が消滅。今の苦境を乗り越える策などは。 「そこはいろいろ考えているところはあるけど、ここではね。いろいろ考えていることは頭の中にあります」 -常広を登録抹消。 「3軍での強化とかも取り入れながら、またファームの方で投げて。本人が感じたこともあると思うので、またレベルアップして、次のチャンスに備えておいてくれ、と言いました」 -メンバー表交換の際、三浦監督と会話を交わしていた。 「(前夜に死球のDeNA・山本が)骨折と聞いて、メンバー表交換のときに、三浦監督に『すいませんでした。申し訳ありません』と謝罪しました」