三浦孝太が皇治の格闘家としてのキャリアを警戒「相手がMMAデビュー戦でも簡単ではない。しっかり勝ちに行く」【RIZIN.45】
元サッカー日本代表・三浦知良の次男で格闘家の三浦孝太(BRAVE)が大晦日に格闘家の皇治(TEAM ONE)を相手に再起戦に臨むことが11月24日、発表された。 この日は都内で「RIZIN.45」(12月31日、埼玉・さいたまスーパーアリーナ)の追加カード発表会見が行われ、三浦と皇治は揃って会見に臨んだ。 三浦は5月の「RIZIN.42」でYA-MANにTKO負けを喫して以来、皇治は今年4月の「RIZIN.41」で芦澤竜誠にキックボクシングルールで敗れて以来のともに再起戦となる。皇治はこの試合がMMAデビュー戦となる。 会見で三浦は「連続でキックボクシングのトップ選手とやらせてもらえるということで自分自身もうれしい気持ちなのと、また大晦日に呼んでいただき、感謝しています。皇治選手はリスペクトしている選手。自分が小さい時から見てきた選手なので、そういう選手とリングで対峙できるのはうれしいことなんですが、試合となったら関係ないので自分が必ず勝ちたい」と勝利を誓う。 前回のYA-MANに続き、キックボクサーのMMAデビュー戦の相手を務めることについては「“キックボクサーとして”とかではなく、前回やったYA-MAN選手や皇治選手は格闘技のキャリアではトップ選手だと思うし、活躍されている方。MMAデビュー戦とはいえ、自分が挑むことには変わりはない。シンプルに皇治選手のMMAデビュー戦の相手をやれるということはすごくうれしいことなんですが、あまりそこは意識していないというか、一人の実績のある選手という感じ」と語る。
皇治のリスペクトする部分についても「自分が格闘家になる前の中学生とか高校生くらいの時にK-1で活躍されていて、根性とか見せ方とか、あとはMMAだったりボクシングだったりいろいろなものに挑戦していく姿というのを見ていたし、“プロ”っていろいろな意味があると思うんですが、いろいろな人を巻き込んで注目させることのできるプロってあまりいないと思うんで、そういう意味でもリスペクトしているって感じです」などと語るように、MMAが初めてとはいえこれまで修羅場をくぐってきた皇治の格闘家としてのキャリアを警戒する。 勝ち方についても「盛り上がるKOだったり一本だったり、盛り上がるフィニッシュは考えているし、試合までに考えていこうと思っているんですが、やはり、前回YA-MAN選手とやって、いくらMMAは初めてとはいえ、戦いのキャリアはすごくあったので、そういうところで“そんなに簡単ではない”ということも知ったし、皇治選手はキャリアはYA-MAN選手よりもずっと長いと思うし。そういう戦うことに対しての強さみたいなものは、いくらMMAが初めてとはいえあると思うので、決着よりもラウンド数とかこれから決まる細かいルールとかも頭に入れつつ、しっかり勝ちに行く試合ができればと思っている」と語るなど、YA-MAN戦の敗戦を踏まえ今回は必勝を期しての試合となりそうだ。