鉄路廃止 2027年度春想定で地元と調整 JR津軽線の蟹田・三厩間
RAB青森放送
JR東日本が自動車交通への転換で沿線と合意した津軽線の蟹田・三厩間について、2027年度春の廃止を想定し地元と調整していることがわかりました。 大雨被害により、おととしから運休している津軽線の蟹田・三厩間は、ことし5月JRや沿線自治体が、廃線して自動車交通に転換する方向で合意しました。 JR東日本盛岡支社はきのう、県や沿線の外ヶ浜町、今別町の合意が得られれば、2027年度春に鉄路を廃止する想定で調整していると明らかにしました。 現在、廃線にしたあとの鉄道用地の一部の無償譲渡などについて協議を進めているということです。 2026年度にはバスやタクシーなど、代わりになる新しい交通体系を運営するNPO法人を設立する計画で、今年度中に合意文書を締結する予定としています。