映像化不可能と言われ続けていた岩明均原作のSFマンガが細田佳央太主演でドラマシリーズ化決定<七夕の国>
「寄生獣」や「ヒストリエ」などでを手掛ける岩明均が、1996年から1999年にかけて『週刊ビッグコミックスピリッツ』(小学館)にて連載したSF漫画「七夕の国」。壮大なスケールと刺激的な表現から「映像化不可能」と言われ続けていた“怪作”が、ディズニープラスのコンテンツブランド「スター」にて、細田佳央太主演でドラマシリーズ化され、2024年7月より独占配信することが決定した。 【写真】都心の高層ビルが球体の形に大きく抉られた「七夕の国」ティザービジュアル ■平凡な大学生が危機に立ち向かう 主演の細田が演じる南丸洋二(みなみまるようじ)は、周囲からはナン丸と呼ばれ愛されているが、どこか抜けている平凡な大学生。ただ一つ、 “あらゆる物に小さな穴を空ける”という不思議だが何の役にも立たない超能力を持つ。だがその能力を持つことで、世界を陥れる危機に立ち向かうことになる。 監督は「大豆田とわ子と三人の元夫」(フジテレビ系)やNetflix作品「クレイジークルーズ」でメガホンを取った瀧悠輔が務める。 ■未曾有の危機をもたらす“球体”の謎に挑む 配信決定とあわせて解禁となったのは、都心の高層ビルが球体の形に大きく抉られた衝撃のビジュアル。細田演じるナン丸ら群衆が突如として起こった事象を受け止めきれず、呆然と立ち尽くしビルを見上げる様子は、事態の異様さと人々の絶望を映し出すと同時に、これから展開されるであろう壮大なスケールのドラマへの期待を煽る。 日本中を襲う“球体”の正体とは一体何なのか、何の役にも立たない小さな超能力を持ったナン丸はこの危機にどう挑むのか、そしてタイトル「七夕の国」が持つ意味とは。未曾有の危機をもたらす“球体”の謎に挑むスリラーが幕を開ける。 ■主演・細田佳央太 コメント 今までで1番、主演として現場やスタッフの皆様とコンタクトできたと感じています。それにはキャストの皆様、何よりも自分のことを受け入れてくれたスタッフチームの皆様のお心があってこそだったので、撮影が進むにつれ、主演としての自覚や意志が固くなっていきました。 ストーリーとしては、全部のロジックを一瞬で理解することは、少し難しいと感じるかもしれません。ただ、だからこそ原作で描かれているところはより丁寧に作られていると思いますし、物語のスピード感は、とても観やすいものになっているので、今作を初めて知る方々もあまり身構え過ぎず、楽しんで頂けると思います。 ■監督・瀧悠輔 コメント 「七夕の国」実写化という挑戦が出来ることにワクワクしています。ここまで来るのに多くの困難がありましたが、岩明均先生の込められたスピリッツに負けないよう最後まで丸神の里の人達と向き合っていくつもりです。 今の日本を生き抜く皆様にぜひとも見て頂きたい物語となっていますので、どうぞよろしくお願いします。 ■原作・岩明均 とても楽しみです。自分の執筆漫画の映像化作品は、いわば孫みたいなもんなので、目の中に入れても痛くないです。ジイジたる私の頭ではとても追いつけない、いろんなワザや映像を見せてくれると思います。