「毎日が最後の晩餐」爆食肥満生活からデッドリフト110kgマッスル女子に【筋トレビフォーアフター】
「慢性的な腰痛と内臓の機能低下で体調が常に悪く、それでも毎日“最後の晩餐”のような食事がやめられませんでした。テーブル一杯の揚げ物や居酒屋メニューにビールやチューハイを6缶、さらに深夜にラーメンという感じです。当然、健康診断では常にひっかかるようになり、このままでは寝たきりになるか、人生が終わってしまうという強い恐怖を感じ、痩せなければと一念発起し、パーソナルジムに入会しました」 【写真】さやげさんの激変ボディライン全容
さやげさん(38)は、当時の食事を振り返り「思い出すのも怖い」と笑った。
厳しい糖質制限で1年弱で20kgの減量に成功。しかし……
「栄養学について全く知識が無かったので、“糖質を全てカット、たんぱく質と野菜のみ”という生活で1年で67kgから45kgまで減りました。しかし、身体の倦怠感やリバウンドの危険を感じ、トレーナーに相談しながら徐々に糖質を摂るようにしました。すると元気が戻ってきて、トレーニングも身体を動かす程度から筋肥大を目指せる重量を扱えるレベルまできるようになりました。最初はスクワットすらできず、“ベンチ台に座って立つ”という状態からのスタートでしたが、過体重が解消されたことで腰痛も消え、食事量を増やしながらでも体型をキープできるパワフルなウエイトにチャレンジできるようになりました」
初の大会観戦、女子フィジーク選手の凛々しさに心を奪われる
「コロナ禍で元々いたジムが閉鎖になり、別のジムに移りました。そこは大会出場者がとても多い環境で、トレーナーも当時メンズフィジークで活躍していたため観戦にいきました。そこで女子フィジークというカテゴリーを初めて知り、才木玲佳(さいき・れいか)選手の美麗な筋肉に見惚れ、自分もこうなりたいと決意しました」 そこからは重量をさらに上げ、BIG 3の記録も伸びていく。スクワット72.5kg、ベンチプレス50kg、デッドリフト110kgを刺すほどに成長したさやげさんはトレーニング歴4年目、初戦にしてマッスルゲート名古屋大会にて2位を飾る。体脂肪率は最大期の43%から18%という驚異の変化である。 ※体脂肪率は市販の体組成計によるものです。 「最初はとにかく痩せたいという気持ちだけでしたが、目に見えて自分が変わっていったこと、身体の動きやすさの圧倒的な変化などを経て、さらに上の目標ができました。あのまま怠惰な食生活をしていたらと思うとゾッとします」
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