3連続KOの那須川龍心、GLORYが高評価「試合を組みたい」に驚きの顔=RISE
12月21日行われた格闘技イベント『RISE WORLD SERIES 2024 FINAL ~GLORY RISE FEATHER WEIGHT GRAND PRIX~』のスーパーフライ級(-53kg)ワンマッチで、那須川龍心(日本/TEAM TEPPEN/RISEフライ級王者)がタイのペットマイ・MC.スーパーレックムエタイに2R、右ミドルキックからボディへの膝蹴りでKO勝利。一夜明け会見ではGLORYが「龍心選手の試合を組みたい」というほど評価していることが紹介されると、龍心はたまらず驚きの顔を見せた。 【フォト&動画】龍心のKOシーンと、一夜明け会見で見せた驚きの顔 伊藤代表は一夜明け会見で「昨日、GLORY関係者と話し、龍心選手の試合を組みたい。(通常)50kg台で試合を組むことはないが、もしかしたら軽量級で世界に羽ばたくことになったら良いと思う。非常にインパクトがあったようです」とGLORY関係者から高い評価を受けたと語った。 それを聞いた龍心は驚いた顔を見せ「GLORYの話、いきなりすぎてびっくりしたんですけど凄いGLORYサイドに評価してもらえたってことは凄く嬉しいです。今後、僕も自分のレベルを上げて、もっともっと自分の価値を高めていかなければいけないと思う一戦になったんで、世界にもしっかり自分の名前を証明できるように今後も頑張っていこうかなと思ってます」とワクワクした顔で答える。 記者からは、これまで判定が多々あったが、ここ3試合連続KOについては「いつも倒せなかった時って、もう一歩踏み込んでしっかり打ち込むのが足りてなかったのかなって自分自身思うことはあったんで、そこを少しの勇気ですよね。そういう覚悟を持ってしっかりもう一歩踏み込むっていうことができたんじゃないかな」と勇気を出しリスクを恐れず、踏み込んで打つたことがKOの理由とした。 来年の抱負については、王座の防衛には「誰でもいい」と自信。GLORYについては「そこはすごい楽しみ。そう評価してもらえてるんで海外で試合できることがすごい楽しみでもあります。また日本でGLORY対RISEみたいなのがあれば、僕はGLORYサイドとして出てもいいのかな(笑)」と冗談を飛ばした。 伊藤代表からは試合での距離感は兄の天心以上と太鼓判。来年はさらに化ける龍心に期待だ。