渡辺えり 大失恋後に12歳下劇団員と結婚→5年前に離婚 破局理由は「独り立ちしてほしい気持ちが…」
女優の渡辺えり(69)と元夫で俳優の土屋良太(57)が9日放送のテレビ朝日「徹子の部屋」(月~金曜後1・00)にゲスト出演。結婚から離婚に至るまでの過程を語った。 【写真】1996年、結婚披露宴で笑顔の渡辺えりと土屋良太 渡辺と土屋は、渡辺が座長を務める「劇団3○○」で出会い、1996年に結婚。5年前の2019年に離婚した。 番組では結婚当時の映像も流され、渡辺は劇団の面接に来た土屋を「かっこいい」「他の人と違う演技をやってて記憶に残ってた」としながらも当初は男女と意識をしたことがなかったという。 付き合うきっかけになったのが、渡辺の「失恋」だった。当時は劇団員から紹介された制作をしている男性に夢中だったといい「すごく気が合って、頭が良くて、毎日飲みに行ってて、てっきり私のことを好きだと思ってたんです」と相思相愛と思い込んでいた。 ところが、その男性としては、話が面白いから単に飲み仲間として渡辺と仲が良かっただけで、最終的にはフラれたといい「40度の熱をだしても食欲なくしたことなかったんですけど、失恋で9キロやせた」とショックのあまりご飯が食べられなかったと回想した。 そんな中、「“あんな男より俺の方がいいじゃないか”って土屋くんが言ったんです」と土屋からの言葉を明かし、そこで渡辺は「初めて恋愛対象として見ました」と男性として意識するようになり、交際関係に発展した。 結婚の話になり、山形に住む渡辺の父にあいさつしたところ、すでに渡辺は40歳だったものの父から「うーん。一人娘をやるわけには行かない」とまだ早いと言われ、新潟県佐渡島の土屋の母にも「結婚?愛人じゃダメなの?結婚するなんてもったいない。大変だよ。今さら結婚して苦労する必要ないじゃないか。自分の自由謳歌すれば」とすでに自立し、自らの経済力で生きている渡辺に対し、結婚はやめておいた方がいいのではと忠告されたと笑いながら明かした。 それでも渡辺が40歳、土屋が28歳の時に結婚。ただ、旅行観が合わず、旅行に行く度にケンカをしてしまい、新婚旅行は4回“やり直し”を経験。ロンドンではチャイナタウンで深夜2時に土屋が渡辺を1人残して帰り、タイでは土屋が食あたり。フランスでも一緒に生ガキを食べたにもかかわらず土屋だけ体調不良となり、予定していた芝居や美術館鑑賞を全部キャンセルせざるを得なくなったという。 渡辺は「芝居さえ見てればケンカしないんです。芝居の感想は合うから。でも日常のケンカがすごい」と23年の結婚生活を振り返った。 最終的な離婚理由として土屋は「一番は(自分が)20代の時に結婚しちゃったので経済的に頼ってたので、やっぱり50過ぎて独り立ちしてほしい気持ちが、えりさんに強かったんだと思います」とし「やっぱり、このままだと結局、年取って有名人で経済的にも安定してるところにい過ぎてしまうと、自分がやっぱり自立できないって思いが強かった」と語った。 渡辺も「別れてからの方が舞台もすごく活躍して面白い役いっぱいやってるよね」と土屋が離婚後、役者として輝いていると称賛。土屋は「別れても毎回私の出る芝居は見に来てくれる」と渡辺の優しさに感謝していた。