サークルフェスに1540人 館山(千葉県)
館山市内の公民館で活動するサークルが、日ごろの活動の成果を発表する「第39回サークルフェスティバル」が3日から5日まで、市コミュニティセンターなどを会場に開かれた。延べ1540人が来場し、46サークルの発表や展示を見学、体験交流を楽しんだ。 例年行っている作品展示、舞台発表の他、今年は「学びと集いから生まれる幸民感」をテーマに、高齢化の進む公民館サークルの活動を若者などに知ってもらい、交流の場にしようと、ワークショップ形式の体験会も開かれた。 4日は、南総文化ホールと市コミセンを会場に舞台発表と展示・体験会が同時開催された。文化ホールではウクレレや琴などの楽器演奏、合唱、舞踊など、25サークルが多彩なステージを披露。市コミセンでは、こぎん刺し、陶芸、楽器体験など21サークルが、展示や体験会を行い、2会場を行き来する来場者でにぎわいを見せた。 館山市民オーケストラのブースでは、チェロやバイオリンに直接触れる演奏体験を実施。大人から子どもまで多くの来場者が音を出すのに挑戦し、楽器演奏を楽しんでいた。 子どもと足を運んだ館山市の伊藤佳織さんは「趣味でサックスをやっており、音楽を楽しむ場を探していたので、実際にオーケストラの楽器体験をできてよかった。入会してみたい」と話していた。