AirJapanの787、主脚に不具合 バンコク発前に交換、成田-ソウル初便欠航
ANAホールディングス(ANAHD、9202)傘下のエアージャパン(AJX/NQ)は2月22日、同日に発生した機材整備について、メインランディングギア(主脚)で不具合が生じたと発表した。22日は成田-ソウル(仁川)線の開設を予定していたが、往復ともに欠航。新たな就航日は同月24日となる見通し。 【写真】AirJapanの787主脚や機内 同社の機材はボーイング787-8型機(1クラス324席)で、現在は1機(787-8、登録記号JA803A)のみ運航している。同社によると現地時間22日のバンコク(スワンナプーム)発成田行きNQ2便の出発前にメインランディングギアで不具合を確認したため、パーツ交換が必要となったと説明。整備作業に伴い、出発予定だった22日のバンコク発成田行きNQ2便と、日本時間同日に予定していた成田-ソウル線初便(NQ21/22便)、22日の成田発バンコク行きNQ1便の計4便を欠航する。 エアージャパンは今回の欠航について「就航を心待ちにされていたお客さまにお詫びを申し上げる。運航品質を向上させるべく、鋭意尽力する」と陳謝した。 22日に開設予定だった成田-ソウル線は新ブランド「AirJapan」の2路線目で、月曜と金曜を除く週5往復運航する。4月29日からは週7往復(1日1往復)のデイリー運航に増便する。
Yusuke KOHASE