芦澤竜誠が昇侍に圧勝宣言「なにもされないんじゃないですか」【RIZIN】
「RIZIN LANDMARK 10 in NAGOYA」(11月17日、愛知・ポートメッセなごや 第1展示館)の前々日インタビューが11月15日、名古屋市内で開催された。 MMA3戦目で初代ライト級キング・オブ・パンクラシストの昇侍(JAPAN TOP TEAM)と対戦する芦澤竜誠(フリー)が「なにもされないんじゃないですか」と圧勝を宣言した。 芦澤はK-1グループで活躍後、2022年大晦日にMMA転向とRIZIN参戦を発表し、初戦の相手として皇治を指名。翌年4月の大阪大会でキックルールで皇治と対戦し勝利を収めた。そして公約通りMMAに転向し大晦日に太田忍と対戦するも1R中盤にパウンドでKO負け。今年7月の「超RIZIN.3」では互いにMMAルール2戦目となる皇治と対戦しフルラウンドの激しい打ち合いを制し3-0の判定でMMA初勝利を挙げた。 芦澤は「メンタルも技術も全部過去一!」と絶好調宣言。その理由は「やることをやってきた。そこら辺の選手よりしんどいことをやってきた。それが自信つながる。今は自信満々」と説明。 昇侍については「最後の試合は2年前かな。相手どうこうじゃないという感じ。俺のほうが強い。俺と戦う奴はみんな弱く見られると思う」と語ったうえで「圧倒ですね。なにもされないんじゃないですか。無傷で」と圧勝を宣言した。その自信は「総合力が底上げされたことで、打撃ももっと自信を持って打てるようになった。MMAの技術が上がって、MMAファイターになったという感じ」と自らの伸びしろに手ごたえを感じているから。 昇侍が「戦国時代の武士同士が1対1で決闘するような戦い」と言っていたことについては「殺し合いってことですよね? 見せられると思う。俺もその気なので。そう言っているなら昇侍選手もその気だと思うんで。命をかけた戦いを見せられる同士だと思う」と受けて立つ構えを見せた。 立ち技から総合にチャレンジした選手としては現フェザー級王者・鈴木千裕が真っ先に名前が上がるが、芦澤は自らと鈴木を比べ「同じストライカーでも全然違う。鈴木千裕は大砲、俺はマシンガン。そんな感じ」と独特の表現で分析する。 また「今日、東京から名古屋に向かっている時に“初めて来るファンの人もいるんで歌ってあげないとな”って思ったんですよ。俺はファイターだから入場なんてどうでもいいやと思っていて、今回は普通の曲を流そうと思っていたんですが、RIZINに“やっぱり歌いたい”ってさっき言ったんですよ。でも“機材が揃ってないから”って今回はダメみたい。マイクがあれば歌えるんだから、今からでも変えられるなら歌おうかなって感じ。だってファンは見たいじゃないですか。俺の入場をみんな楽しみにしている。仕上がったし、やっぱ歌うほうが俺も楽しいしと思って歌おうと思ったんですけどポートメッセは歌えないみたい。みんなの声で歌わせて下さいよ。歌えって言えば速攻歌ってやるよ、って感じ。今からこの意見が通って“やるよ”ってことになるんだったら歌う。太田忍戦の時はいっぱいいっぱいだったから歌うのはしんどかったけど、今回の試合は気持ちよく歌ってやろうかなって思っているんで。まあRIZIN次第。今回は俺が急だったからダメだったらしようがないけど」とみんなの声で入場時に歌わせてほしいとアピールした。