21歳と24歳の仲良しガールズレーサーが連日対戦でバチバチ!「本命印は譲るけど着は譲らない」/玉野競輪
玉野競輪場のナイター競輪「第9回e-SHINBUN杯(F2)」は9日、2日目を迎える。7レースのガールズ予選2を走る尾方真生(24歳・福岡=118期)と藤原春陽(21歳・徳島=122期)に話を聞いた。
ーー藤原選手は逃がされた形ですか?
藤原:真生さんが早く来てくれんから(笑)。気付いた時にはスピードが違っていたし、初日は3着でもやれた方です。 尾方:風を嫌がってるなって泳がせていました(笑)。
ーー2人は年も違うのに仲がいいですね。
尾方:春陽とは養成所でやったガールズサマーキャンプで一緒のグループで部屋も一緒だったんですよ。あの時は私が大学1年で春陽は高1だったでしょ。そこからの付き合いです。 藤原:あの時、真生さん自転車に乗って半年とか言ってなかったですか? でも、めっちゃ強かった。ハロン12秒0とか出していましたよね。憧れの先輩でした。
ーー初日に続き2日目も2人一緒のレースです。
藤原:うわぁ7番車!? どうしよう。 尾方:記者さん。私の印は◎いりません。それは春陽に譲ってもいいですよ。私は〇で。でも、着は譲りませんけど(笑)。 藤原:大事なのはそっちじゃないですか(笑)。 歳も期も違うが、もう5年の付き合いがある2人。レースが終わると仲良く話していたのが印象的だ。仲は良いがレースは勝負の世界。仲良く話す裏にも言葉での牽制があるのかも。(アオケイ・梅田記者)